こんにちは!
リサモリです(*・∀-*)ノ
ゴールデンウィーク終わってしまいましたね…
私は5/3に妹と東京港野鳥公園に
軽いハイキングに行ってきたのですが
私たちみたいなライトハイカーは
ほとんどいなくて
公園には野鳥ガチ勢の方ばかりでした🦜
こんな感じのすごい望遠レンズの付いた
一眼レフを持ってる方が結構いました!
これはiPhoneで撮りました📱
野鳥ファンってこんなにいるんだなー!!
と新しい世界を知ってちょっと楽しい
ハイキングになりました(^∀^)
さて、三國万里子さんのエッセイ
『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』
読了しました〜♪
とっても面白くて読みやすかったです∩^ω^∩
温かい思い出が鮮やかに
以前から三國万里子さんには確固とした
独自の視点や価値観があって
そこに私にとっての憧れの根っこが
あるように思っていたのですが
その視点や価値観を
虫眼鏡でくっきり見せていただいたような
気持ちがする本でした。
若い時に学校や仕事に
うまく馴染めなかったお話が
いくつかあるのですが
当時はお辛い部分もあったと思うのですが
あまり感情的には描かず
まるでジブリの映画を見ているように
淡々と、それでもハッキリと
放課後の家庭科室の様子や
真冬の秋田の情景が
描かれていました。
不思議だけど、映像として
感じられる文章でした。
中学生の時から本をたくさん読んで
深夜にやってる古い映画を見ていたそうなので
そういうのも関係しているかもしれません。
才能もとても大きいと思います。
特に中学生の時に
うまく学校に馴染めなかったエピソードは
私の心に響きました。
私も少し変わったところがあって
ちょっとはみ出てるけど
それでも何とか友達と楽しく平和に
生きていこうと奮闘していたので
自分の心を誤魔化さず、まっすぐ正直に
生きていた三國万里子さんの話を
どこか羨ましく思いながら
読んでいました。
あの頃、塾で仲の良かったわかなちゃんは
元気かな😌
そして、色んなものを
のんびり心を込めて
楽しんで眺めているなあと感じました。
旦那さん、息子さん、両親、妹、祖父母
住んでいた街、出会った人
おばあちゃんの作ってくれた野菜やフルーツ
全部三國さんのレンズを通すと
味わい深かったり、クスッとなるような
お話に描かれていきます。
それが読んでいて、
懐かしいキュッとする気持ちや
ふんわり優しい気持ちになって
いい話を読んだな〜と感じました。
以前ブログにも書いたことがありますが
アンセル・アダムスという写真家の
好きな言葉があります。
カメラだけで写真を撮るわけではありません。
あなたが今まで読んだ本、見た映画、
聴いた音楽、愛する人
すべてが写真におさまるのです。
三國万里子さんのニットが
人を惹きつける理由が
このエッセイには詰まっているように思います。
三國万里子さんが編み物作家として
最初にニット製品を売った時の
お話もあります🧤!
なんだか不思議でかわいいお話です(^ω^)
1番最後にはせっせと編み物をする夜の
お話があって、それを読んでいると
編み物をしたいな〜🧶
という気持ちになります( ^∀^)
三國さんは何かを作り始める前に
良いものが作れますように、と
お祈りをするそうです。
あー、だから三國万里子さんの作るものは
こんなに魅力的なのかもしれないな
と思いました(∩∀`*)
私も作る前のお祈りを
取り入れようと思います(o´▽`)ノ
バルスはしちゃダメか😅w
才能溢れる三國万里子さん
これから更に活躍の場が広がる気がする
一冊でした📕!
すいすい読めてしまうので
とってもオススメです∩^ω^∩
ぜひ読んでみてください♪
今日もお読みいただきありがとうございました〜♪
三國万里子さんのエッセイと
村上春樹さんの『街とその不確かな壁』を
並行して読んでいたのですが
だんだん登場人物が重なって見えてくるような
不思議な気持ちになりました。
このムックも三國万里子さんの内面が色々書かれていて興味深かったです。
アンセル・アダムスのことを書いたブログ