こんにちは!
リサモリです(^∀^)
『ミシンの見る夢』という
とても面白い本を読んだのでご紹介します😆📖
リサモリレビュー
うっとり度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ハラハラ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
洋裁したくなる度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
トキメキ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
評価
Netflixでドラマ化するべきヾ(*ΦωΦ)ノ!
面白すぎる!
19世紀末、階級社会のイタリア🇮🇹
お屋敷に通って針仕事をする
お針子さんが巻き込まれていく
上流階級の世界の秘密…
ということで、当時のイタリアの人たちの
生活の空気などもよく書かれていて
興味深いのですが
なにより!
ドレスを作る様子の虜になりました🥰
シニョリーナ・ジェンマほどに素早く、熟練した確かな手さばきで仕事をするひとを、私は見たことがなかった。裁断では、1センチの布も無駄にしなかった。
中略
端はあとでまたきれいに切断されるのだが、その前に、まずはそれぞれのパーツ、
袖、ボディスとスカートのそれぞれの身頃のひとつひとつ、ドレープをよせる飾り帯
をテレーザ婦人の体の上に当てて寸法を見、しつけ縫いをし、もう一度試し着をして、最後に縫い上げる。
大好きなplanDさんのドレス作りの動画があるのですが、こんな感じで作っているのかな〜と想像しながら小説を読んでいました😆
ふたりのお嬢さんの体に合わせてピンで留め、ウエスト位置にしつけ縫いをして、ミシンの針で縫っていく。優美な布地であったためかもしれないが、私にはまるで花の蕾が、一枚また一枚と花びらを開いていくかのように思えた。
19世紀末のドレスはこんな感じだったようです!
ドレスって一枚じゃなくて
ボディスとスカートに分かれているもの
なのだと初めて知ったのであった👗
主人公が依頼されて
ドレス作りの手伝いに行ったお屋敷には
ドレス作りの達人の様な女性がいて、
彼女の技の素晴らしさが
文章から溢れるように伝わってきます!
読んでいるとなんだか私でもスイスイと
ドレスを作れるんじゃないかという
気になってきて
めちゃくちゃ洋裁がしたくなります(^∀^)
※勘違いです
そして、このドレスを着て
王妃歓迎パーティーに出席した
奥様とお嬢様たちはその後どうなったのか…
本の帯に『お針子は見た!』と書いてあるように
家政婦は見た的な要素が結構あり
物語がめちゃくちゃ面白くて
ページをめくる手が止まらなくなります!
よく見てました( ゚∀゚)ノ
主人公は労働者階級ながら
好奇心旺盛、向学心旺盛で
文字が読めない女性が多いなか
勉強して、本を読めるようになったり
お金を貯めて桟敷席にオペラを見に行ったり
お針子ライフを楽しんでる感じが、
読んでいてお友達になりたい気持ちに
なってきます(^∀^)
サスペンスあり、ロマンスあり、
洋裁シーンあり!
もう、面白い要素の宝箱っ💎✨
うっとり度の高い
オススメの一冊でした∩^ω^∩!
何かを作っている様子って、
動画だけじゃなくて
本で読んでも面白い!
という新しい発見でした(^∀^)
今日もお読みいただきありがとうございました〜♪
小説には持ち運びできる手回しミシンが出てくるのですが、こんな感じだったのかな〜と思います(^∀^)
1890年頃のドレスの作り方をレクチャーしてる動画を見つけました(・∀・)
もし作りたくなったらこれで作れるのか…(いや無理だろ)
世の中にはいろんなものを作ってる人がいるなあと心から思ったのであった。