ガラスの仮面から勝手に汲み取る夢のかなえ方①

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みなさんこんにちはリサモリです!

 

日本で一番逆境から夢を叶えるために突き進んでいる女の子。

それは北島マヤちゃんではないでしょうか。

 

 

※2018年時点で紅天女に向かって突き進んで42年目。長いにゃ!w

私はマヤちゃんとほぼ同い年くらいの時にガラスの仮面に出会い、感動してから、はや20年以上……。

 

自分の年齢にびっくりやでΣ(・ω・ノ)ノ!

 

あ、そんな話ではなく、読んでいる年代ごとに感じるものが違くて、マヤちゃんや亜弓さんの発言と行動に刮目することが多い今日この頃です。

 

それは、「夢を叶える」「自分の生きたい人生を自分で作っていく」そんな在り方がいくつも表現されていて、読みながら首を激しくヘドバンのように縦に揺らしてしまうほどです。

 

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こんな感じで読んでます(嘘です)

 

ガラスの仮面を読みながら感じる熱い血潮は、そのまま夢を叶える方法になるのじゃないかと思うので表現してみたいと思います!

題して「ガラスの仮面を読んだら夢を叶える方法分かるんじゃね説!」検証~~!!!

 

※ややネタバレ含みます。1から本編を読みたい!という方はガラスの仮面1巻を読んでからこの先を読むことをお勧めします

 

 

 

 

まずは記念すべき1巻から

 

第一回目の記事は記念すべき1巻から書きたいと思います!

かの有名な名言。

 

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月影先生の「おそろしい子!」は、なんと早くも1巻で登場します!

※絵はネコ化させて描いてみましたw

 

速水真澄さん、姫川亜弓さん、桜小路優くん、麗など主要な登場人物も1巻で次々に印象深く登場してきます。改めて1巻を読み直して、美内すずえ先生のめくるめく展開の素晴らしさに息をのみました……( ゚Д゚;)スギョイ

 

そんな1巻で、昔は気づかなかったけど、よく読むと13歳の女の子によくこんな質問をキツく迫ったな~!というシーンがありました。

 

 

問いの大切さ

 

演劇の楽しさに目覚めたマヤちゃんは月影先生のもとに行き、月影先生主催の演劇スクールに入れて欲しいとお願いします。

 

北島マヤ
おばさんいれてください! あたしをこの劇団へ!
入学金や月謝はあとで働いてきっと返します!

 

月影先生
あとで働いて…?
あなたは将来なにをして働くつもりなの?

 

北島マヤ
……!

 

月影先生
演劇をやりたいというのは趣味なの?
お芝居をしていると楽しくて だからそのためにやりたいの 遊びなの?

 

月影先生
大人になったらどうするの!?
演劇をやめて働くの!!

 

 

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月影先生
よく言ったわね
その一言をききたかったのよ
その決心を忘れないでね

 

ヘタヘタ(腰を抜かして月影先生のスカートにつかまる)

北島マヤ
女優に… …なる!


このあともマヤちゃんはもう一度、心の中でこうつぶやきます。

 

北島マヤ
女優…女優になるこのあたしが…!
そうよ女優に…!
それだけがわたしの生きる道…!

 

 

マヤちゃんは自分のことをミソっかすで何をしても不器用でなんのとりえも無い、貧乏な家の子どもだと思っていました。


だから演技をすることを勉強したいと心から望んでも、それがそのまま女優になるという望みにつなげることができませんでした。


(マヤちゃんのお母さんも、どうせうちの子は哀れな子だとマヤちゃんのことを思っていました)

 

そこに現れた、マヤちゃんの演技の才能を見抜いた月影先生は問いかけます。

 

演劇をやりたいというのは趣味なの?

お芝居をしていると楽しくて だからそのためにやりたいの 遊びなの?

大人になったらどうするの!?

演劇をやめて働くの!!

これ、普通13歳の女の子に迫る質問ではないですw


月影先生は心臓病で命が残り僅かになってきているから、焦っていてガツンとこういう聞き方をしたのかなとも思います。

 

ただ、この時マヤちゃんはこの問いをされたから
「あたし女優になります!」
心の一番奥にある望みを引っ張り出すことができたのでしょう。


スタートの時点でカチっと決めることができたから、この後数々の苦難が起きても気づくと女優への道に戻ってくることができて、亜弓さんと紅天女を競うところまで到達できたのだと思います。

 

 決められなかった場合、ことあるごとに「やっぱり私には女優なんて無理なんだ」と言って上手くいかなかった時に努力しないで言い訳ばっかりします。言い訳の天才になっていきます。そして雇ってくれる会社を探し始めたりします(経験者は語る)←別に女優は目指してませんでしたがwでも私はそんな人間だったのでした…。ガラスの仮面を10代から読んでたのに~!ww

 

 

女優とは?才能とは?

マヤちゃんが女優になると発想できなかった理由は、女優というものに対する定義が 女優=華やかで美しい人の職業 だったからだと思います。  

でも、月影先生に詰問されて引っ張り出した新しい定義が

女優=演技を職業としている女性

になったのかな思います。

 

演技をしてお金を稼ぐとなったら「女優」と言わざるを得ないですもんね。

定義づけを変えることも自分が勝手に困難と思っていることを、「自分でもやってみよう」に変えることができるポイントだと思います(・∀・)!

 

無意識に憧れのものや憧れの仕事には難しい定義づけをしてしまうこと、多いです。

でも、事実だけをシンプルに表現して捉えればシンプルにチャレンジできちゃうのでは!!??

 

月影先生はその後、マヤちゃんにこんな風に言います。

 

月影先生
あなたには才能があるわ 演技の勉強をなさい

 

北島マヤ
才能? あたしには才能があるんですか?

 

月影先生
才能とは自分を 自分自身を信じることです

 

 

マヤちゃんは、この日から演技の勉強をしながら、自分自身を信じることも学び始めることになるのでした……。

(上手いこと言った風やめろ!w)

 

実際マヤちゃんは類まれなる才能の持ち主であることは間違いないのですが、亜弓さんと比べるとやはり実力の差は歴然で何度も何度も落ち込んで挫折しています。

 

どんなに持って生まれたセンスがあっても、自分を信じることができなければ才能として花開かせることはできないのです。

 

 

 夢や目標があったら決めちゃえ!

 

ということで、夢や目標があったら、どんなに

「自分にはおこがましい夢だ」

「無理すぎる夢だ」

と思っても、本当に叶えたかったらまずは決めちゃえ!

 

ということがマヤちゃんと月影先生から学ぶことができました!

 

そして、もしも決めることすらおこがましくて苦しい、と感じてしまう場合は、その夢のキラキラした部分は取り除いて事実だけをシンプルに表現して定義してみるのがオススメです。

 

女優とは①=華やかで美しい人の職業

女優とは②=演技することを職業としている女性

 

もちろん演技を職業にするのも簡単なことではないですが、演じることが大好きだったら挑戦しちゃった方が人生楽しめますよね!

 

でも、売れるのか、成功するのか。

それが心配だから決められないんだよね、という人もいるのではないでしょうか。

 

それは次の記事でガラスの仮面から読み解いていきたいと思います!

 

SEE YOU NEXT TIME!