こんにちは!
リサモリです(^∀^)
今日は2022年にゲットした
戦前の編み物豆知識的な本を
ご紹介しまーす🧶✨
毛糸の再生方法
昭和14年発行
婦人倶楽部10月号付録
毛糸の再生法と編み物の洗い方、染め方、繕い方
昔は小さくなったり飽きてしまったデザインの
ニットを解いて、編み直していた
と話には聞いていましたが
その詳しい方法を紹介している冊子を
見つけました(^∀^)!
この本には、
最近は毛糸が少なくなってきた
と書いてあるので
この頃は毛糸の生産量が少なかったようです。
雑誌で毛糸の通販はできたみたいです(^∀^)
※第二次世界大戦が始まったのが
昭和14年9月で
この冊子は昭和14年10月号の
付録と書いてあるから
まさに開戦当時に出たものでした。
歴史を感じる1冊!
毛糸なんてただ解けばいいと
思っていたのですが
解く前にも準備が必要です🤓
まず晴れた日に外に干して
棒でよく叩いて埃を落とします!
そして解く時も私みたいに
力任せにエイヤ!とやってはダメで
ごちゃごちゃになったダメな例😂
絡まないようにテーブルなどに巻いて
かせにしながら解いていきます!
解いた後、丁寧に糸を洗って
乾かしてやっとスタートラインです。
物を大切にする、丁寧な暮らしは
とても憧れますが
やはりなかなか骨が折れますね(∩∀`*)
そして、ずっと着ていたニットを
解いた糸だから、
そのまま使うのも芸がないですよねってことで
染め方も載っています!
ウールや絹の入っている糸
を染色するのは
レベルが高そうです(^◇^;)
石油缶の上をくり抜いて染め物鍋を作るのがオススメだそうです!
ニットを洗うのも今は質の良い洗剤が
手頃な値段で近所のドラッグストアで
買えますが、
もちろん当時はそんな便利なものはないので
洗剤に食塩や酢酸を加えたりして
工夫して洗っていたようです。
エマール、ありがとう…
子供のニットはあっという間に
小さくなってしまうから
毎回解いて編み直すのは大変なので
編み足していく方法も載っていました!
でも編み足したものだとカッコ悪いから
子供のは仕方ないけど
自分用のは全部編み直した方がいいよ!
とのことでした(^∀^)笑
そして7ページも取って説明しているのが
編み物の繕い方です!
これは、今でも役に立ちそう!
と思って結構じっくり読んでみました。
なるほど、針で横糸を渡して
編んでいくのか〜!
他にもガーター編みや、ゴム編みの繕い方も
載っていました。
もしもセーターに穴が空いたら
やってみよう( ̄ー ̄)b
※今まで穴が空いたことないけど😂
最後は毛糸の扱い方でした。
毛糸はふんわり軽いのが命だから
編み直しの糸でも
ふんわりゆるく優しく扱いましょう
と書いてありました🧶
私は雑で新しい糸でも
ガチャガチャ扱ってしまうので
ふんわり優しく毛糸に接するように
しようと思いました(。・∀・。)ゝ
やかんの上にジョウゴを乗せて
毛糸に蒸気を当てて毛糸をふっくら
させてるところ
この石けん、海水でも洗えて、
胸のすくほど汚れが落ちるって
めっちゃすごくない!?
毛糸の再利用の冊子、
読んでみてとても面白かったでした!
生活に工夫をすることや、
目の前にあるもので豊かさを楽しむ方法って
読んでいるだけで
なんだか嬉しい気持ちになるんですよね〜☺️
それにしても、この時代のお母さんの
染色スキルや編み物スキル
たぶん半端なかったんだろな…
YouTubeや写真付きの解説もなく
この本だけで染色とかするのは、
丁寧に説明してくれているけど
かなり難易度高いと思いました🥲
この冊子、大切に保管して
いきたいと思います∩^ω^∩
今日もお読みいただきありがとうございました〜♪
本当はもう一冊一緒にご紹介しようと
思っていたのですが、
思いがけず長くなったので、
また改めてこちらはご紹介しまーす♪
アールヌーボーっぽいデザインの表紙がとても素敵😍