こんにちは!
リサモリです(。・∀・)ノ
普段編み物の本で見ている
編み図記号。
当たり前のようにあるものだと
思っていましたが
これを最初に考案した方の本を
読みました〜(^∀^)!
江藤春代の編物普及活動
-日本の編物の変遷-
著者:北川ケイさん
日本で編み物が広まっていった様子や
日本の近代と女性の生き方なども
描かれていて、とても面白かったです〜😆
日本の編み物の歴史
江藤春代さんは現在の編み物記号の元となる
符号を1924年(大正13)に出版した
『趣味実用あみ物の研究』
という本で発表したそうです|ー|ー
思ってたより早い時代に
あの記号は生まれていたんだな〜
と思いました(^∀^)
手元に最近買った昭和6年発行の
婦人倶楽部の付録の本がありまして
これは江藤春代さんの
書かれた物ではないので少し違いますが
似た感じのものだったようです。
この頃にはすでに表編みは「|」
だったのですね〜(∩∀`*)
ちなみにこの本に載っている女の子の服のスカートがハイカラでかわいい(^∀^)
江藤春代さんは8歳で編み物を習って
非常にハマり
12歳の時には近所の人に編み物を
教えていたそうです(*゚ー゚)
私が12歳の時は小学校の手芸部で
マフラーを編んで喜んでいた年頃なので
その差がすごい😭
お父さんが幼い頃に亡くなっていて、
生計を助けるために裁縫や編み物で
大変努力されていたようです。
12歳の時の私の愛読書( ^ω^ )
蚕の飼育から始まる究極のハンドメイド
読んでいて印象深かったことをいくつか
ご紹介します(o´▽`)ノ
明治30年に18歳でご結婚されて
旦那さんのために
蚕を飼い、繭から糸を紡ぎ、
織って布にして藍で染めて
礼服用の袴を縫ったそうです。
蚕を飼うところから始める手作り∑(゚Д゚)!
染めるところまで自分で∑(゚Д゚)!
もちろんこの時代は欲しいものを
作るためには
このくらい手間が必要だった
ということだと思いますが
手作りのレベルが18歳の時点で
LV120くらいあって
脱帽するしかありません🎩👋😭
旦那さんはこんな趣がある方のようです!
しかし旦那さんは若くして亡くなられてしまうのでした😭
ニット男子は昔は多かった!
大正時代は世界的に編み物が
大流行していたようで
アメリカの大統領も靴下を編んでいたそうな!🧦
日本でも大正時代に
房総・湘南地域の漁師さんが
編み物をしていたそうで
イギリスのガンジーセーターと同じく
日本でもフィッシャーマンズセーターが
あったみたい?です(*・∀-*)ノ
ガンジーセーターを編んでる男性の写真🪢👬
ガンジーセーターは600年以上歴史があるだと…😳?!
編み物で精神修行
江藤春代さんは編み物をすることで
精神修養ができると考えていたそうです😉
緻密で沈着で忍耐が必要、と。
そして編み物を始めるといやでも
そうなってきて、創作的にもなると。
これはですね〜
間違いないんじゃないかと
私も思っております( ̄ー ̄)b!
私はそんなこと全く知らずに
ただ編んでみたいから
編み物を始めたのですが
編み物を始める前に比べると
格段に忍耐力と継続力が上がりました∩^ω^∩
いわゆるコツコツ続ける力
が増えました!
もともとは飽きっぽくて
途中でやめちゃうタイプだったでしたよ〜
(* ̄∀ ̄)おほほ
緻密はまったく育ってませんが😅笑
たぶん手芸全般にそういう作用が
あるのではないかと思うので
小中学校で家庭科があるのは
別にお裁縫できなきゃとか
そういうことではなく
人格形成上、割と良いことなんだろうなと
思いました(^∀^)
※そういう点と女性の収入源になる仕事ということで、江藤さんは学校での編み物教育に力を入れていたようです。
他にもまだまだ面白いことがあるのですが
全部はご紹介しきれないので
興味のある方は
ぜひ、本を読んでみてください♪
林ことみさんのコラムもありました(^∀^)
これから編み図を見る時、
苦労してこれを作った人が
いたんだな〜(ノv`*)
と思いを馳せることができて
また編み物の楽しみが1つ増えました😆
今日もお読みいただきありがとうございました〜♪