こんにちは!
リサモリです(^o^)
年の瀬ですね〜
でも東京は12月と思えない暖かさで
なんだか実感湧かずです😌
さて、今日は昭和30年の雑誌に載っていた
毛糸の広告を集めてみましたっ(^∀^)
本当はいくつかの年代の古本から
広告を集めようと思っていたのですが
最初の1冊目でいきなり面白過ぎてたくさんに
なってしまったので分けることにします!
主婦の友の付録
今回はこちら
昭和30年(1955年)の
主婦の友11月号の付録
流行セーターと防寒物
からお届けします!
付録とは思えない立派な本!
この本の中身の紹介記事はまだ書いていないので、来月書きまーす。
広告たち
裏表紙にはセントラル毛糸の黒猫の広告。
ステキなデザイン∩^ω^∩!
ちょっとフランスっぽさがあるような…
ないような…
純毛トップ染め
そしてそこに並んで
アトラス毛糸。
これもステキなデザイン(^∀^)
トップ染め
見開きでこんな感じになっています。
すごくオシャレでセンス抜群😆
そして、カラーページをめくっていくと
ニッケ ビクター毛糸の広告登場!
ビクターの意味が書いてあります(^o^)
毛糸の勝利者✌️
かわいらしいデザインです!
純毛トップ染め
巻頭カラーの最後はエスキモー毛糸!
黄色地に黒のオットセイが
良いコントラストで目を引きます。
エスキモー毛糸は全部ドイツ、スイスの染料で染めていたんですね!
純毛トップ染め
中面カラーにはスキー毛糸!
しぶいカラー
という英語があったのでしょうか?
そんなことが書いてあります。
レトロなフォントが好き!
カネボウ毛糸の
ポポのプリント毛糸です!
ググってみたのですが、
これが、どんな毛糸かはっきりはわかりませんでした。
たぶん毛糸に時々模様のつぶつぶが
織り込まれているんだろうな
と想像しております!
モノクロページでは唯一の毛糸広告!
アポロ毛糸!
月に行けそうな名前!
純毛トップ染め
表3と言われる背表紙の内側は
スイトピー毛糸
真珠撚りってどんななんだろ〜!
なんか花びらみたいなふわふわなセーター
が編めそうな名前です(^∀^)
ググってみたらメルカリで
お母さんが昔使っていた残りという
スイトピー毛糸を出している方がいました!
メルカリは今はもう市場に流通していない
毛糸がいっぱいあって面白い(^∇^)
純毛トップ染め
背表紙はカネボウ毛糸!
編み棒と毛糸を使ったらしきベビーカー
糸紡ぎ機のスピンドルと思われる車輪
毛糸でできた赤ちゃんの前髪
編み物のモチーフでデザインを作っていて
よくできてるな〜と思いました(^O^)
ポポのプリント毛糸と合わせて一社で2つ
広告を載せてるのはカネボウ毛糸だけでした!
大企業の勢いを感じる。
※カネボウ化粧品の沿革にカネボウ毛糸のことが1ミリも書かれてなくて悲しかった
純毛トップ染め
純毛トップ染め推しの会社が9割(^∀^)www
きっとこの頃はそれがかなり気になるポイントだったんですね!
毛糸以外の広告も気になる
モノクロページには編み機の広告も
多く入っていました!
昭和30年代は機械編みがかなり普及してたんですね〜!
うそでない全日本至る所で性能と特長又デザイン何でも優れ日本一と大評判
なんか日本語が怪しくて面白すぎる〜😂😂😂
うそでないwww
左側の文言も、間違った日本語訳みたいな
何か変な文章(^∇^)ww
句読点が足りなすぎ
ちょっとデリケートな広告もありました😁
どの時代でも女性はデリケートなところ悩みますよね〜〜!
気になって調べてみた
広告を載せている会社を少し調べてみたら
どの会社も大阪や比較的日本の西側エリア
に集中していることに気づきました。
大阪って紡績が盛んだったんだっけ
とさらに調べてみたら、
明治時代に渋沢栄一が
大阪紡績会社(現東洋紡)を
近代的な設備で作り、
それがきっかけで次々と紡績会社が設立され
大阪は日本のマンチェスターと呼ばれるようになったそうです。
マンチェスターのイメージはサッカーしかない私😅
その後日本は世界最大の紡績大国になっていったそうです。
そんな流れで今でも毛糸の会社は
関西エリアに多いんだな〜
と、初めて知りました!
そしてその流れのスタート地点である渋沢栄一さんが2024年から一万円札になる
というのも感慨深いです。
そしてそして、やっぱり編み物をする人が
この頃から比べると減り
その分、毛糸の会社も減っているのかな〜
と思うとちょっと寂しい気持ちになりました…
(先ほどの広告を出してるうち8割はもう無い毛糸です)
編み物の楽しさをいっぱい伝えるブログを
もっと書いてくぞー!!∩^ω^∩
と改めて思った2019年末なのでした(^∀^)
また違う時代の毛糸広告の記事も書きまーす!
今日もお読みいただきありがとうございました〜♪